収穫されたチコリの根は、容量2 m3の大きな木箱に保存され、再び植えられるまで冷蔵倉庫で保存されます。チコリの根を冷蔵倉庫で保存することには2つの目的があります。根は低温によって開花が促進されます。また、根は低温にさらされることにより、植物期から生成期に移ります。このチコリの根の生理的変化は、チコリの根に閉じた頭が成長するために必要です。また、保存は年間を通してチコリの供給を行うためにも必要です。頭の栽培には3週間しか必要ないのです。継続した生産のために、一定数のチコリの根を毎週植える必要があります。こうして年間を通した栽培が可能になります。より長期の保存には、チコリの根は-1〜-2 °Cで冷凍されます。短期の保存には、氷点より若干上の温度で保存できます。